『そうめんパーティーへの道』~流しそうめんやさんごっこから~
厳しい暑さが続く毎日ですが、子どもたちは元気いっぱい過ごしています。
夏ならではの楽しみとして、今年は「そうめんパーティー」を行いました♪
当日を迎える前から、子どもたちは「流しそうめんごっこ」を楽しみ、少しずつ期待を膨らませていました。
今回、「流しそうめん」のお店を開いてくれたのは、ゆり組さん(年長児)です!

「どうしたらそうめんが上手に流れるかな?」
子どもたちは、流す台の角度にも目を向けていました。
角度をつけすぎると、
「はやすぎて、すくえないね」
反対に、角度がないと、
「ながれないわ……」
何度も試しながら、みんなですくいやすい角度を考え、配置を調整していましたよ。
いよいよお店が開店すると、三角巾とエプロンを身につけたゆり組さんはやる気満々!
お客さんは、異年齢のお友だちです。
「いらっしゃいませ!」
元気な声でお客さんを迎え、お椀とフォークを渡して、そうめんを流してくれました。

小さいお客さんが困っていることに気づくと、そっと手を添えてあげたり、お椀を持ってあげたり……。
「どうしたらすくえるかな?」
と小さいお友だちの様子を見ながら、優しくサポートする姿がたくさん見られました♡
ゆり組さんの手助けで、少しずつすくい方が分かってきたすみれ組さんとさくら組さん。
「まだする!」 「やりたい!」
と、何度も挑戦し、お店は大繁盛でした♪


ばら組さん・ふじ組さんになると、そうめんをすくうのも上手になってきます。
流すスピードを少し速くしながらも、お客さんがお椀を構えているかをしっかり確認。相手のタイミングを見ながらそうめんを流していました。


「すくえた!」
お椀いっぱいにそうめんをすくうことができると、どのクラスの子どもたちも満面の笑み♪

「いただきます」
と食べる真似をして、
「あ~、おなかいっぱい!」
「まだたべる!おかわり!」
と、想像の世界の中で、そうめん屋さんを夢中で楽しんでいましたよ。

そして、ごっこ遊びを終えたお友だちに、ゆり組さんが自然と声をかけ、絵本の読み聞かせをしてあげる姿もありました。
異年齢のお友だちに優しくする姿に、子どもたちの育ちを感じました♡

いよいよ待ちに待った「そうめんパーティー」の時間です!
いつもの給食とは少し違い、3・4・5歳児はホールに集まって給食をいただきます。
会場には涼しげな映像が映し出され、いつもとは違う雰囲気に、子どもたちはワクワク♪
4・5歳児はバイキング形式での配膳です。
3歳児もそうめんの上にトッピングを自分でのせました。

食べる準備が整うと、
「これもまる。あれもまる。せーの、いただきます!」
みんなで元気にご挨拶をして、そうめんパーティーのスタートです☆

そうめんを口に運ぶと、
「おいしい♡」
と、パクパク食べる子どもたち。
あちらこちらから笑顔がこぼれていました。
子どもたちの大好きなポテトやウインナーも大好評!
たくさん用意されていたおかわりのそうめんも、みるみるうちになくなり、給食の先生も驚くほどの食欲でした!
「おいしかったね♡」
「いっぱい食べたね!」
楽しかったそうめんパーティーは、子どもたちのおなかも心も満たしてくれたようです。


そして、そうめんパーティーを終えた子どもたちの遊びには、さっそく変化が見られました。
「そうめん食べるとき、だしがあったね!」
そんな子どもたちの気づきから、様々な素材を用意すると、子どもたちは透明感のあるセロファンを選び、だしを表現!
さらに、そうめんをすくったあとは、
「トッピングもあったね!」
と、緑色の花はじきをきゅうりに見立てて、そうめんに添えていました。

実際に見て、触れて、味わった体験が、子どもたちの中に残り、今度は遊びの世界を膨らませていましたよ。本物の体験から生まれた気づきや発見が、子どもたちの想像力によって新たな遊び(学び)へと姿を変えていきました。
夏の一日を楽しんだ「そうめんパーティー」。
その日だけで終わらず、子どもたちの中で遊びが続き、豊かになっていく姿がとても素敵でした☆
これからも、日々の体験の中で生まれる子どもたちの
「やってみたい」「こうしたい」
という思いや気づきを大切にしながら、子どもたちが自ら遊びを生み出し、さらに世界を広げていけるような環境を整えていきたいと思います。







