貝塚にある「山手農園」さんの畑へ、ふじ組（4歳児）・ゆり組（5歳児）の子どもたちが、じゃがいも掘り遠足に行ってきました！

ふじ組の子どもたちにとっては、今回が初めてのじゃいも掘り。
事前に保育園で軍手をつける練習をしていたこともあり、スムーズに自分で軍手をつけることができていました。

初めてのじゃがいも畑へ到着すると、「どうしたら良いのかな？」と、少し戸惑う子どもたち。

「ここにじゃがいもあるんじゃない？」

保育者が声をかけると、一斉に土を掘り、見つけたじゃがいもを友だちと見せ合いとっても嬉しそうでした！

ゆり組（5歳児）は、昨年度も経験していたこともあり、掘り方もさすがの手際！
自分たちで畑の中を進み、太い茎を引っ張ってじゃがいもを見事に収穫していました。

当日は雨上がりで、畑の土はぬかるんでいてとても歩きにくい状態でしたが、子どもたちは泥に足をとられながらも、夢中になってじゃがいもを掘りましたよ。
「うわー！ぬるぬる～！」「大きいじゃがいも見つけた！」
泥だらけになりながらも楽しそうな声が畑に響いていました。
中には虫が出てきてちょっぴりびっくりする姿もありましたが、それもまた貴重な自然体験。
普段なかなかできないことを、たっぷり味わうことができました。

土の中から顔を出したじゃがいもは、まるで宝探しのよう。見つけるたびに目を輝かせていた子どもたちの姿がとても印象的でした。

じゃがいも掘りのあとは、「二色浜カニ公園」に移動してお楽しみのお弁当タイム。

青空の下、お友だちと一緒に食べるお弁当はとても美味しかったようで、にこにこ笑顔がたくさん見られましたよ。

そして、もうひとつのお楽しみ「おやつタイム」
「ひとつだけは保育園に帰ってから食べようね」と声をかけると、
「どれを残そうかな？」「これ食べよっかな！」と、
お友だちと見せ合いながら考え、選んで食べる姿がとても微笑ましかったです。

お弁当とおやつのあとは、公園の遊具でもたっぷり遊んで、元気いっぱい体を動かしました。
公園の遊具は貸切状態で、伸び伸びと楽しむことができましたよ。

土の感触やにおい、虫との出会い、収穫の喜びなど、五感をたっぷり使って自然とふれあう中で、子どもたちは、驚きや発見、やってみようとする意欲や友だちとのやりとりの楽しさなど、さまざまな学びを得ていました。

子どもたちに「持って帰ったじゃがいもは食べた？」と聞いてみると、
「カレーにした！おいしかった！」「ポテトサラダになったよ！」
「シャカシャカポテトにするねん！」などなど、様々な声があり、自分が収穫した野菜を食べる喜びを感じる声がたくさん聞かれました。

今回のじゃがいも掘り遠足で、自分で掘ったじゃがいもを食べる体験は、食べ物の大切さやありがたさに気づく“食育”の機会となり、おうちでの会話や楽しみにもつながる、子どもたちにとって大きな学びのひとつとなりました。これからもこうした体験を通して、子どもたちの「感じる力」や「生きる力」を育んでいきたいと思います。

たくさんの荷物の用意、お弁当の準備など、朝早くからご協力いただき、ありがとうございました。