いよいよ新年度がスタートしました。
ご入園・ご進級された皆さま、おめでとうございます！

新しいお友だちや先生との出会いに、ドキドキ・ワクワクしている子どもたち。
これからの園生活の中で、たくさんの経験や発見を通して、心も体も大きく成長していってくれることを願っています。

そんな新年度のスタートにふさわしい、素敵なイベントがありました。
大阪府警東警察署・大阪府庁からのご依頼を受け、ゆり組（5歳児）の子どもたちが
「春の交通安全運動キャンペーン」に参加してきました！

当日は、保育園から会場の大阪府庁まで歩いて移動しました。
少し距離がありましたが、お巡りさんが付き添ってくださり、子どもたちの安全をしっかりと見守ってくださいました。みんなで元気に歩き切ることができましたよ。

この日は、子どもたちが代表して交通安全宣言を行ったり、特別ゲストのゆうちゃみさんと一緒に交通安全教室に参加し、貴重な体験が詰まった一日となりました。

交通安全宣言を担当したのは、立候補を募ってくじ引きで選ばれた2名のお友だち。
「僕たちは信号を守ります。右左をしっかり確認します」
大勢の前で、堂々と大きな声ではっきりと宣言する姿は、とても立派でした！

交通安全教室では、ゆうちゃみさんが持ってきた“宝箱”を開けようとすると……なんと鍵が見当たりません！
実はその鍵を持っていたのは、子どもたち。宝箱を開けるには、

3つの大切な“交通安全の鍵”

が必要だったのです。

1つ目の鍵は「とまれ」の標識。
この標識を見つけたら、一度しっかり止まって、「右・左・右」を確認してから進むことを学びました。みんなで一緒に確認の練習もしましたよ。

2つ目の鍵は信号機。
赤・青・黄色、それぞれの意味や、歩行者用信号の見方についても教えていただきました。

そして最後、3つ目の鍵はヘルメット！
ゆうちゃみさんと鍵を持っていたお友だちが実際におしゃれな自転車用ヘルメットを着け、「お気に入りのデザインを見つけて、格好よく自転車に乗りましょうね」と子どもたちに優しく語りかけてくださいました。

すべての鍵が揃い、いよいよ宝箱をオープン！
中からは、ゆうちゃみさんの「夢」がカラフルな風船の形でふわっと飛び出し、子どもたちからは歓声があがりました。

「みんなが持っている夢を、元気な姿でか叶える為にも、ヘルメットをしっかりかぶってくださいね」

そんな温かいメッセージに、子どもたちも真剣な表情で耳を傾けていました。

たくさんの大人の方や警察の方々に見守られながら、子どもたちは少し緊張しつつも、堂々と交通安全について学び、発表することができました。
こうした経験が、子どもたちの心に残る大切な学びとなり、これからの日常生活の中でも活かされていくことを願っています。

今回のイベントを通じて、子どもたちが交通ルールの大切さに触れ、自分の命を守る意識を育むきっかけになっていれば嬉しく思います。