2024.11.13
うんどうかい!
今年の運動会も無事に開催することができ、日々の運動あそびで培ってきた子どもたちの『チカラ』を保護者の方に観覧していただくことができました。
乳児クラスは『親子で仲良く参加し、体を動かすことを楽しむ』
幼児クラスは『友達と一緒に運動を楽しむ』『友達と協力して一つのことをやり遂げる』
をねらいとして進めてきました。
体育指導は週に1回講師を招いて行い、鉄棒・マット運動・跳び箱・フープなどを使って基礎体力を養っています。
●もも組(0歳児)
親子ふれあい体操では大好きな『パンダコパンダ』の音楽に合わせて、保護者の方に『たかいたかい』をしてもらったり、『ゆ~らゆら』と左右に揺らしてもらったり、たくさん触れ合って体を動かしました♪
親子あそびでは『きんぎょがにげた』の絵本の中のきんぎょを探しに行きます。
坂道を登ったり、箱車に乗って進んでいくと「きんぎょさんみーつけた!」キャンディーの中にかくれんぼしている金魚をみつけることができました。
見つけた金魚はみんなお家に持ち帰りましたよ♡
保護者の方と一緒だから安心して参加できました。
●すみれ組(1歳児)
かけっこでは親子で一緒に並んで『よーいどん!』
仲良く一緒に走ったり、一人で保育者の待つゴールまで走る姿がありました!
親子あそびでは絵本の『いろいろバス』をテーマにしました。カラフルなバス(箱車)に乗って親子でお出掛けです!
横断歩道を渡ったり、お山を乗り越え、みんな果物をGETすることができました。
●さくら組(2歳児)
さくら組からは入場行進も参加しました。
お友達と手をつなぎ歩く姿はとても可愛いかったです。
かけっこも保護者の方から離れて頑張りました!
親子あそびでは、絵本の『まいごのたまごのだいぼうけん』の世界の中で親子で楽しみました!
スタートしてすぐに海のトンネルを潜るのですが、その海は保育者と子どもたちで絵を描き、魚を作って貼ったものを使いました。
恐竜さんの大切な『たまご』だとわかっている子どもたちは、保護者の方と一緒に優しく壊さないように運ぶことができましたよ。
1.2歳児で行った親子ふれあい体操では、どちらのクラスもお家の方と一緒に体操したり、乗り物の動き(電車や飛行機などのふれあい)を親子で楽しみ、会場が笑顔に包まれていました♡
●ばら組(3歳児)
体育演技では『足抜きまわり』と『リズム体操』を発表しました。
鉄棒はぶら下がるところからスタート!そして、鉄棒まで足をあげることや、両腕の間に足を通してクルンとまわることに挑戦してきました。
一人ひとりが次のステップへ進むためには、勇気や頑張る気持ちだ必要でした。その分、できなかった事ができるようになった喜びはとても大きく、子どもたちも笑顔が溢れ、達成感に満ち溢れていました。当日も頑張る姿を観ていただくことができました!
リズム体操では、毎週体育指導で行っていた準備体操の動きが入っており、リズム体操が大好きになりました。音楽に合わせて楽しく体操できましたよ♪
●ふじ組(4歳児)
体育演技ではサーキットをしました。
マットの前転→グーパージャンプ→鉄棒前回り→跳び箱5段を行います。
それぞれの種目には気をつけたいポイントがあり、それを守りながら毎週少しずつ練習しながら積み重ねてきました。
特に跳び箱は難しく、跳び越えるときに手をついて足を開く動作を練習したり、踏みきりのみの練習をするなど様々な練習をしました。
当日は一人ひとりの持っている『チカラ』を存分に発揮し、1番いい姿を観ていただくことができました!
●ゆり組(5歳児)
体育演技ではフープと組立体操をしました。
昨年度の年長さんがフープをしているときから「できるようになりたい!」と憧れていました。
4月体育指導でフープの使い方を教えてもらうと、ホールに行っては「フープしたい!」と声があがるようになりました。何度か回せるようになると「ちょっとできた!」と、とても嬉しそうな表情を見せてくれた子どもたちでした☆
運動会の発表では、立って回すだけでなく、忍者座りで回したり、笛の合図に合わせて方向転換する姿を観ていただくことができ、その度に会場は「オォ~」とどよめきが起こっていました!
組立体操は一人の『チカラ』でできるものではありません。
一人の技からスタートし、二人組、三人組、六人組、全員と変化し移動していきます。
場所を覚え、どのタイミングでどの体勢になるかも覚えます。
また自分の事だけではなく『どうすれば相手が乗りやすいか』『どうすれば相手が支えやすいか、痛くないか』など相手の事も考えながら土台になったり、上に乗って練習してきました。
友達のために踏ん張ることや、息を合わせる大切さにも気づき、身体だけでなく心も大きく成長していきました。
運動会前には練習の動画を撮り組立体操の姿を鑑賞しました。
「もっと○○したらかっこいい」「○○ちゃんのきをつけは動いてない」など子どもたちの中から気づきがありました。
当日は一番かっこいい、頑張る姿を観ていただくことができました!
保護者の方から「年長さんすごかったです」「フープ驚きました」「感動しました」など、他のクラスの保護者の方からも感想をたくさんいただきました。
幼児クラスは体育演技以外にかけっこや親子競技、4.5歳児はリレーもあり最後までよく頑張りました。
また、保護者競技も熱い闘いでした。参加してくださった皆様ありがとうございました。
頑張った子どもたちにはメダルのプレゼントがありました。
最後の運動会である年長さんはキーホルダーにもなるキラキラの金メダルをいただきました。メダルを掛けてもらうと、とても嬉しそうな表情で眺めたり、友達と見せ合ったり笑顔が溢れていました。
(メダルはお家に飾ったり、宝物入れにしまっているそうです。)
運動あそびも日々の積み重ねですが、子どもたちは『少し怖いな』『難しいな』と思うこともあります。そんな時保育者は子どもたちに寄り添いつつも、どうすれば安心して『挑戦しよう』と思ってもらえるかを考えながら声を掛けたり、補助しています。子どもたちと一緒に話し合いながら考えることもあります。
そして、できた時には子どもと一緒に喜びます。達成感から自信を持てるようになり、また次の難しいことへ挑戦しようとします。
日々この繰り返しが、子どもたちの心と身体を大きくしてくれます。これからも様々な経験を通してたくさんの「できた!」を増やしていきたいと思います。
運動会ではたくさんのご理解・ご協力ありがとうございました!