台所遊び ~子ども達はよく見ています~
前回積み木遊びをご紹介しましたが、今回は台所遊びの紹介をします。
こちらの3歳児の男の子は、保育士がお弁当を作っているのを見て、
「ちょっとください」(ぼくもできる)
と言わんばかりにキッチンコーナーへ行きました。
キッチンに立ってまず、何をしているのかな・・・と見ていると・・・
エプロンをつけていました。
準備が整うと、お弁当を忙しそうに作っていました。

ジャーン
巻きずし弁当ができあがったようです。
バランも入れて小分けにきれいにおかずも入っていますね。
「あっそうだ!」(わすれちゃいけない)
とフォークを入れていました。
「なんで3本なの?」と聞くと
「だってねぇ、先生でしょ、〇〇(本人)でしょ、〇〇(お友達の名前)でしょ」
と答えてくれました。
次にしたことは・・・

エプロンを脱いでたたんでいました。
すごい!!
お料理する為だけにエプロンをつけたんだ・・・
これには驚きました。

そしてテーブルで食べるのかと思いきや・・・
椅子を隅の方に持って行ってこそっと空けて食べていました。
なぜだろう・・・大切なお弁当をこっそり食べたかったのかな?

関目中央保育園の各クラスのお部屋には、年齢に合わせて高さが調節されたキッチンコーナーが
あります。
なぜキッチンコーナーを設けているかと言いますと・・・
どこのご家庭にも必ずあるキッチンコーナーで、日々保護者の方がされている姿を子ども達は
見ていないようで見ています。
そしてお家で経験したこと、見たものはイメージしやすく、再現しやすいので
子どもが大人に教えてもらわなくても自らすすんで遊べます。
だから、すぐに模倣あそびができるようにキッチンコーナーを設けています♪

1歳児は色々な色が混ざってお皿に盛ってありますが、
2歳児は好きな色を集めてきていますね。
こだわりが出てきます。
こだわりは、お友だちとトラブルになったり、
時にはややこしいな・・・と感じる事があるかも知れませんが
子どもが成長していると言う事なので一緒に温かく見守っていけるといいですね。
そして、お友だちと少しずつ言葉のやりとりも始まります。

このように3歳、4歳になるとさらに遊びが発展していきます。
会話もキャッチボールができるようになり、聞いていても楽しく
お家の様子がうかがえるようです。
次回も台所あそびの続きをお知らせいたします。