社会福祉法人 貝塚中央福祉会 関目中央保育園

BLOG

2020.07.15

クラス絵本の紹介 ~1歳児・0歳児~

前回に引き続き絵本の紹介を致します。

1歳児の担任の先生が、クラスで子どもたちと一緒に読みたい絵本の中の一冊を紹介します。
今、1歳児の子どもたちは絵本が大好きで、本棚を指差しながら

子ども 「らいおん(のえほんがみたい)・・・」

先生  「???らいおん?(なんてないんだけどな・・・)」

「ああわかった! とらの絵本ね」など

言葉も増えてきて片言であってもあれがいい、これがいいと主張をするように
なってきていて絵本が大好き!!一人 あの絵本がみたい!! 
と指指すので読み聞かせていると、いつの間にか絵本のところへ子どもたちが集まってきて
次のお友達が違う本を指差してあれがみたい!!と言います。

一日の中で先生達が何冊も子どもたちに絵本を読み聞かせている姿を見かけるのですが、
朝に読んでもらった本でも子どもたちはあきることなく
夕方にまたじーっと座って聞いている姿などを見るとすごい!!と感じます。
本当に絵本がすきなのですね。
担任もできるだけ子どもたちの気持ちに寄り添い、読み聞かせてあげようとしてくれています。

1歳児の子どもたちもお話をすると少しずつわかるようになってきているので、
朝登園して子どもたちが集まると
今日はこんな事をするよ それからね・・・給食のメニューはね・・・
など朝のお話をします。
毎朝絵本を読み聞かせたり季節のお歌を歌ったりする時に担任が
読み聞かせたい一冊を紹介します。

「おはようジャッキー」です。

目覚まし時計が「ちりちりちり~」
目覚めてから朝ごはんを食べ始めるジャッキーの姿がとても可愛いです。
「目覚めてから何をするのかな?」
とみんなで想像しながら読みたいと担任は選んでくれています。

朝ごはんの準備が出来たけれど、まだおもちゃで遊びたい。
好奇心旺盛で一つひとつの準備に時間をかけながら進めていく姿がなんとも
1歳児クラスのお友達のようで愛らしいです。

こちらは0歳児クラスのお友達
0歳児の子どもたちは、短い言葉にすごく反応を示します。
「あっ!」「あ~あ」「あ~」など
(語尾の伸ばし方を変えたり、音を変えたり、一音でも色々な言い方が楽しめます)
子どもたちが発した言葉のマネをしてみると何だか嬉しそうな表情になり
「いやいや~」と言うと首をぶんぶん左右に振って喜んでいたり、
0歳児も園生活に慣れて 
保育士とのやりとりを楽しむ姿が見られるようになってきました。

生まれて初めて言葉にふれる中で重要な絵本の読み聞かせ。
優しい語りかけで一人ずつに抱っこ読みで読んであげたいところですが・・・
絵本を読んでいるとおもちゃで遊んでいたはずの子どもたちが興味津々で
集まってきてしまうので、みんながお昼寝している時に起きている子に
ゆったりと絵本の読み聞かせをする時間なども作っています。

そして今回紹介するのは「じゃあじゃあびりびり」偕成社です。

楽しく明解な絵とリズミカルなことば。
音からの物の認識に繋がる絵本です。子どもたちが手に取りやすい大きさでめくって
楽しむことが出来るハードブック。
一緒に楽しんだり、絵本への興味関心を広げていきたいと思い担任が選んだ一冊です。

読む文字が少なくて一瞬で読み終えてしまう・・・
と言う事はありません。
ゆったりとした読み方、ページをめくるまでの「間」、ことばを発するまで・発した後の「間」が
とても大切だと思います。

ゆっくりとページをめくり・・・絵をじっと見せてから・・・

みず

じゃあ じゃあ

と読んでいきます。
まだ言葉で会話ができない0歳児であっても
読み聞かせによる働きかけに対して
じーっと眺めていたり、「あーあー」と
声をあげたり、笑顔を見せてくれたり何か反応してくれている姿が見られると
嬉しくてたまらない瞬間を感じる事ができる 保育士です。

絵本は大人から子どもたちへの言葉の贈り物となり
乳児は抱っこで読み聞かせる事によって、大人のぬくもりを肌で感じる
事ができ繰り返し行う事によって子どもたちの記憶にも残っていきます。
読み聞かせをしてもらった子どもたちは幸福感を感じる事が出来、
読み聞かせた大人も絵本により考え方を柔軟にしてもらったり
満足感にひたる事が出来ると思います。

年齢に合わせた絵本を読み聞かせる事によって、さらに子どもたちを成長させていくので
保育士はその時子どもたちに何を伝えたいか、何に興味を持つのか考え
絵本を選びながら読み聞かせを行っています。

「共に育む」その一歩を
まずは体感してみませんか?

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