~ 2020年の夏祭り ~ 感染予防対策をして・・・
8月1日(土)に夏祭りを園内で行いました。
子ども達の為にも保護者と一緒に夏祭りを経験させてあげたい!!
という保育士達の思いもあり、そのためにどうするべきかを考え
感染予防対策として、人数制限をするために保護者1名のみの参加でご協力頂き
登園時間を5回に分け短時間になりましたが、入れ替えなどの工夫をして実施していきました。
スタンプラリー形式にして、あそぶ場所のスタートをバラバラにする事で
待ち時間や混雑をなくす事ができてゆったりと
子ども達と関わりながら楽しんでもらえていたので良かったです。
子ども達と一緒に作ったすいかのスタンプラリーを持って、
はんこをもらったらゲームスタートです!!
こちらは 金魚のうちわ作り です。
①まず子ども達がクレヨンで自由に絵を書き、②保護者の方と一緒にのりで目や口をつけて
③あらかじめ用意しておいた子ども達本人の手形をひれに見立てて貼ると完成♪
うちわをあおぎながら、参加してくれる姿が夏祭りらしくなりました。

こちらは わにわにパニックです。
保育士が、わにを突き出したところを子ども達が「えいっ!」と棒でたたきます。
牛乳パックで出来た わに だとわかっていても、ぬっと草むらから出てくると
「うわっ!」と驚いてくれる子ども達で、可愛い姿を見ながら
棒でたたかれる度に わにが「 いてっ 」と声を出す演出を楽しむ保育士でした。
わにわにパニックの奥のコーナーでは ボーリングを楽しんでいました。

以上児クラスのお友達は、先生と協力しあって
【 おばけやしき 】
を作ってくれました。
子ども達はちょうちんおばけや、からかさおばけ、ちょっと怖く見える赤色の手形
などを制作してくれました。
他にはたまごのパックをシートの下に敷き詰めておき、
踏み歩くとカチャカチャ音が鳴ったり・・・
夏祭りが近づくにつれてなんだか奇妙な緑色の物体ができあがっていき・・・
何が出来るのだろう・・・
と不思議に思っていると・・・
なんとその正体は・・・
かっぱ!! でした。
おばけやしきの最後のトンネルをくぐると・・・
その先には かっぱ・・・
小さい子達は なんだか奇妙な緑色の物が怖く・・・
ちょっと後ずさりをしますが、
「かっぱの手にタッチして帰ってね」
と言うとみんな少し怖いけれど、タッチをしていってくれる姿が見られました。

最後には もったいないばあさん音頭 を踊りました。
子ども達はお祭りの日までに、クラスの子や他のクラスのお友達と
踊りを踊っていたので小さいクラスのお友達も手をあげたり
先生達が踊るのを真似しながら踊ってくれていました。
お母さん達の前で踊る事が少し恥ずかしそうなお友達もいましたが、
以上児になると堂々と「こうやって踊るのよ」とお手本のように
踊ってくれている姿も見られました。
「もったいないばあさん」という絵本にちなんだ音頭を
「子ども達と一緒に踊りたい!!」
と保育士が選んでくれて子ども達に教えてくれました。
「♪もったいないこと~してないか~い?」
のフレーズに合わせて音頭を踊り
絵本に出てくるおばあさんのように体を丸めて手を腰にあてくるりとまわる姿が
なんともみんな可愛かったです。

ではその絵本の紹介です。
下の写真のようにいろんなシリーズがありますが、
歌になった「もったいないばあさん」講談社
作・絵(真珠まりこ)さんより引用させて頂きます。
「もったいない」という日本語は、ものの価値を生かしきることなく
かんたんに捨ててしまったり、むだづかいするときに使われていますが、
ことばの中には、自然の恵みや、ものを作ってくれた人への
感謝と思いやりの気持ちがこめられています。
絵本を読んでくれたこどもたちには、具体的な知恵とアイディアが、
日々の生活の中で答えを見つける手がかりとなりますように、
そして、ものを大切にする気持ち、愛と思いやりの心、
もったいないの心を楽しく学ぶきっかけとなりますように
と願っています。 (真珠 まりこ)

ぜひ絵本を通してもったいないの心を
こどもたちにも伝えていきたいと思います。