2022年 寅年 とらのように強くたくましく育ちますように
新たな年の訪れを祝い、一年の健康と幸せを願う日本の伝統行事「お正月」。
家族とおせち料理を囲んだり、お年玉をもらったり、凧揚げやコマ回しなどで遊んだり……
日本のお正月にはさまざまな風習がありますね。
保育園で「お正月遊び」を行うのは、子どもと遊びながら日本の伝統・慣習を教えたり、
昔からの行事や遊びを通じて、子ども達に日本の文化を受け継いでいくねらいがあります。
お正月遊びのような「昔ながらの遊び」は伝承遊びとも呼ばれています。
伝統的な遊びに親しむことを通して、社会とのつながりを育んでいきたいものです。
こちらは新年のご挨拶の様子です。
新年を迎えると、いつもと同じ朝の光も空気も、まるで新しく生まれ変わったかのような印象をうけます。
「あけましておめでとう」と互いに言い合いながら、
心も新たに「また今年も頑張ろう」という前向きな気持ちになれるので、不思議なものです。
旧年を無事に過ごせたことに感謝し、新たな1年、健康で幸せであるように願う「お正月」。
人々が昔から受け継いできたこの美しい伝統を、子ども達にもぜひ伝えていきたいものです。

こちらは十二支のお話をしてくれている様子です。

では、園でのお正月あそびの紹介をします。
●コマ
まっすぐに芯が通ったコマはよく回ることから、
「お金がまわる」「ものごとが円滑にまわる」こととかけて縁起物とされています。
回る時間の長さを競ったり、ぶつけ合って強さを競ったりすることから、
男の子に「強くたくましく育ってほしい」という願いも込められているそうです。
●だるま落とし
転んでも起き上がることから縁起物とされているだるま。
お正月に新年への願いを込めて新しいだるまを買い、前年のだるまを供養するのが慣わしになっています。
しかし、だるま落としのだるまは起き上がれません。
そのため、転ばないように=新たな1年に災いや困難がないように、と願いを込めて遊ばれるようになったと言われています。
最後までだるまが転ばなければ、その一年は困難のない幸せな年になる……そんな願掛けの意味も込めて、お正月に遊ばれているようですね。
●福笑い
出来上がった顔を見てみんなで笑い合うことから、「笑う門には福来る」ということわざのように縁起が良く、
お正月に相応しい遊びとされていったと言われています。
それ以外にも風船を使って羽つきやかるた、けん玉などを楽しみました。

こちらは園庭開放の様子です。
保育園の子どもたちと一緒にお正月あそびを楽しみました。

無病息災を願う 「七草粥」 が給食のおやつで提供されました。
せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ

皆さまと皆さまが大切に思うすべての方に、新たな1年もたくさんの幸せが訪れますように……。
本年もよろしくお願い致します。
関目中央保育園職員一同より