2020.12.23
発表会2020〜涙から得た真実の宝物〜
先日は発表会にご参加頂きありがとうございました。保護者の皆様のご理解ご協力をいただいたことで今回発表会を開催することができました。まーぶるこども園職員一同心から感謝いたします。
まーぶるこども園では年間で絵本を3冊購入していただいています。大きくなっても心にそっと残るような絵本を担任が1冊ずつ想いを込めて決めています。
3歳児クラスの年間絵本では『どうぞのいす』を選びました。この絵本は“どうぞ”に込められたやさしい想いがどんどんつながっていくステキな物語です。
子どもたちはこの絵本が大好きになり、今年の劇は『どうぞのいす』に決まりました!
かわいい動物になりきり、みんなとても楽しそうでした♪
はじめての舞台の上に立った時は、少し緊張していましたが、みんなとなら大丈夫!力を合わせると不思議とパワーが出てきて頑張ることができました!
また春から取り組んでいたリズム打ち。少しずつできるようになり、発表会では楽器を持って合奏するかっこいい姿を見ていただきました!とっても上手でした♪
絵を描いたり、マンダラ塗り絵が大好きな4歳児のクラスではくれよんのお話、『くれよんのくろくん』の劇をしました!劇中に出てくる小道具は子どもたちで作りました。ちょうちょやお花などとっても上手に描き、色鮮やかな子どもたちの作品がすごく印象的な劇となりました♪
またお遊戯では、クラスの合言葉『えがおでたのしく』を心に刻み、みんなとってもかわいい笑顔で踊ってくれました!
発表会を通して挑戦する楽しさを感じ、またひとつお兄ちゃん、お姉ちゃんになった子ども達。
その背中はとっても立派でした‼
まーぶるこども園での発表会が最後となる5歳児クラス。
特別となる最後の劇だからこそ、最高の時間にしたい!そんな温かい担任の想いと子どもたちの優しい想いに溢れる素敵な劇でした。
4月。
まーぶるこども園の年長となり胸ときめかす頃。今まで体験したことがないことが起きました。
なぜ?どうして?
当初はそんな思いを持ち過ごす日々もありました。
まーぶるこども園職員、法人の先生方を含めみんなで話す中で、1番大切にしている『チルドレンファーストすべては子どもたちのために』を軸とし、私たちにできることをしていこう。そう決心致しました。
保護者の皆様、子どもたち、先生、自分。
ひとりでは決してできなかったことが、皆様のご理解、ご協力を経て実現することができたことが沢山ありました。
本当にありがとうございます。
まーぶるこども園最後の年となる5歳児クラス。
ある日突然、クラスに一通の手紙が届きました。それは海賊団ぶーる船長からでした。そこにはミッションが書かれており、みんなで力を合わせ乗り越えてきました。
(以前のブログにも海賊と旅をするゆり組さんの姿を掲載していますので、是非ご覧下さい。)
そんな海賊団と過ごしたは日々を題材とし、オリジナルストーリーの劇を子どもたちと作り上げました。
セリフも子どもたちと一緒に考えました。
どんな気持ちなんだろう?
どんな言葉で伝えようかな…?
小道具・大道具も自分たちで作ります!絵の具で塗ったり、ハサミとのりを使って宝物を作りました。
また今回、初の試みとして保護者の皆様にもご協力していただき、子どもたちにメッセージを書いてもらいました。
今回の劇のタイトルは『ゆり組海賊団〜真実の宝物を探して〜』です。
ゆり組みんなが海賊団となり真実の宝物を探しに旅をするというストーリーです。
ダイヤモンドやコインなど様々な宝物を見つけますが、真実の宝物にはなかなか辿り着きません。
最後に見つけた宝物。
それはお家の方からもらった手紙でした。
劇の練習のとき。
子どもたちはお家の方からのメッセージを読みました。
“お腹にいるときから大好きだよ。”
“生まれてきてくれてありがとう。”
手紙を初めてみた子どもたちは肩を震わせ、泣いていました。
私たちは驚きました。
こんなにも小さな体で、涙する子どもたち。
『優しく、育ってくれてありがとう。』
温かく抱きしめる先生。
涙から得た物は
真実の宝物でした。
発表会当日。
子どもたちは胸を張って挑みました。
その姿は本当に立派でした。
沢山の方のご協力・ご理解をしていただいたことで開催することができました。
本当にありがとうございました。