2020.05.12
おうちじかん・3歳児
まーぶるこども園の3歳児さんはだんごむしを見つけることがすっごく上手です。
隠れていそうな場所をよく知っており、観察力に優れています。
この間もテラスで沢山のだんごむしを見つけ嬉しそうな子どもたちでした。
今回のおうちじかんは折り紙をお届けします。日本の良き文化として有名ですがいつごろから日本人に親しまれるようになったのでしょうか。
折り紙の歴史
紙を作る技術は6世紀ごろに日本に伝来してきたようです。そうした中で和紙を使い、贈り物を包む文化が生まれのちにこれが熨斗(のし)として現代にも受け継がれています。製紙技術の向上とともに折り鶴や舟などの現在に通じる伝承折り紙が作られるようになったそうです。
長い歴史と共に日本を代表する遊びとなった折り紙。私たちも子どもたちと共に楽しく遊びながら折り紙の良さを伝えていきたいと思います。
さて、3歳クラスのお部屋からは折り紙遊びをご紹介します。机にはたくさんの色の折り紙が並んでいます。子どもたちは真剣な眼差しです。
“何色にしようかな?”
何気ないことかもしれませんが、出来上がりを想像して自分で選択する。
その些細な経験の積み重ねが、自分で考え行動できるようになります。
“素敵な色を選んだね”
子どもが悩んで決めた決断に
自信を持てるように…
想いを込めて言葉を届けています。
今回は紙飛行機を作りました♪
最初はひとつずつ折り方を教えてもらいながら保育者といっしょに折っていきます!
次はどうするのかな?
これでいいかな?
どのように折れば相手と同じようになるのかを想像し、同じ動作をすることで記憶力も育まれます。また細かな手指の動きとなるので、集中力も鍛えられます。
折り紙は、紙でできているのでアレンジもプラスしやすいことが楽しさのひとつです。
色鉛筆やペンでオリジナルの紙飛行機が完成です♪
また新聞紙でも大きな飛行機を作ってみました!子ども達は『おおきい〜!』と大興奮でした⭐︎
さぁ!紙飛行機を持っていざホールへ!
よし飛ばすぞー!と
やる気マンマンで大きく振りかぶります!
力が入りすぎてうまく飛ばないことも。。。
あれ?と首をかしげながらも何度も挑戦し、少しずつコツを掴み、遠くまで飛ばすことができました!
上手に飛ばせるようになったところで、保育者がフラフープを持って来ます!
何をするのか、ワクワクドキドキして目を輝かせていました!
『このフラフープの中に紙飛行機、飛ばせるかな〜?』というと早速腕をまくり、気合を入れてチャレンジしていました!
すごく楽しそうです♪
やっとうまく入ってきたと思ったら…
もう一本フラフープが増えました!!
上下の的になったり、重なり合った小さな的になったりと、遊びが無限大!
大忙しの子どもたちです♪
そして!なんと的となるフラフープが動き始めました!!
子ども達は、キャーーーー!と大興奮♪
難易度もあがります★★★★⭐︎
何度も何度も挑戦する姿がとっても可愛かったです!
現在、折り紙は海を渡り海外でも『ORIGAMI』として広がり始めています。
ご家族や友達とはもちろん、海外の方ともコミニケーションツールとして活躍できる遊びです。手裏剣や紙風船、そして平和の象徴でもある折り鶴を次の世代の子どもたちへと繋げていければと思います。