2021.06.29
「あっ!看板に何か書いてある・・・!」園庭の『ねむの木』に・・・
朝、園庭に出るとビオトープの近くにある『ねむの木』に看板がありました。
年令によって興味の持ち方が違います。
5歳児の子ども達は、すぐに気づき書いている文字を読み「えぇ~」「すごい!」など大興奮です!!
保育者と一緒に、看板に書いてある「つぼみがひらいて、はながさいたよ!どんなかたちにみえるかな?」「はっぱは、どんなかたち?どんなかんしょく?よくみてさわってみよう!」の言葉に、すぐに行動です。
『ねむの木』の花を見て、「毛がいっぱい」「ピンクかわいい」など色々な見方があって、子ども達が真剣に観察している顔が素敵で、研究している博士のように見えました。
葉っぱを触ると、「ちょっと粘々する」「緑の葉っぱがきれい」「葉っぱは小さいけど、集まったら大きい」など、子ども達から出てくる言葉は、無限大です。
そして、「赤ちゃんのてんとう虫見つけた」「黒いてんとう虫もいる」と、『ねむの木』の葉に目を大きく開けて見ていました。
他のクラスの子ども達は、保育者と一緒に看板を見て、保育者と話をしながら色々な経験を楽しんでいました。
あまりじっくりと木や葉の様子を見ることがなかったので、保育者同士で話し合い、子ども達に園庭の自然を色々な方法で見つけてほしく、そして、興味を持ってほしいと思い子ども達が喜んでいる顔を想像して考えました。
5歳児の子ども達は、この頃図鑑を持って園庭に出てきます。
昆虫や草花などを見つけると、図鑑を開いて友だちと調べて、そのことについて話をして楽しそうです。
その光景を見ると、言葉にできないぐらい素敵な光景です。
子ども達の行動力や発想力、感覚など型にはまらない子どもらしさがあります。
カマキリの卵を発見!
そして、小さいカマキリも見つけました。
「かわいい」と、じーとカマキリを見つめている子ども達・・・
でも、「ちょっと怖いなぁ~」と遠目でカマキリを見つめている子ども達・・・
ダンゴムシを見つけて・・・
東山こども園では、ダンゴムシ名人がたくさんいます。
ヤゴも発見!
ビオトープの草にヤゴの抜け殻を見つけて、網でとろうと・・・
上手く網にヤゴの抜け殻が入らないので、子ども達は場所を移動したり、網の角度を変えたりと苦戦していました。
こういうときも、子ども達で考え行動して、色々な事を経験してほしいと思います。
保育者は、子ども達を温かく見守っています。
ヤゴの抜け殻をとるのに、色々なことを考えたり、友だちと協力したり・・・
苦戦して経験した証ですね。
虫かごの中に入っているヤゴの抜け殻をみんなで観察できました。