2022.07.04
栽培活動 ピーマンとマリーゴールドを育てました!!
5月のGW明けにばら組(3歳児)はピーマンの苗とマリーゴールドの種を植えました。
ピーマンが苦手な子どもが多いので、自分たちで育て、収穫することで、少しでも食べられるようになったら嬉しいな…と思い、子どもたちと一緒にピーマンを植えました。
また、マリーゴールドのお花は、小さい種からお花が咲く事を知る機会になればと思い、苗ではなく種を植えましたよ。
プランターに土を入れながら、ワクワクした表情を見せるばら組の子どもたちとその姿を見守るさくら組の子どもたち。
茎と葉だけのピーマンを植えながら、「これ、ピーマン?ピーマンできるん?」と苗を眺め、「ピーマン食べれるで!」と自慢気に話す子や、「ピーマンちょっと苦手…。」と苦笑いする子など様々でした。
苦手と話す子に「みんなで育てたピーマンはいつものピーマンより美味しいかもしれないよ!」というと、「うん。」と頷き、笑顔になっていました。
そして、一生懸命土を入れていました。
マリーゴールドは種が小さく、保育者の手のひらをのぞき込むように見ていました。「これ、お花咲くの?」と、小さい種からお花が咲くことが不思議そうでした。
さくら組も、ばら組もピーマンができることを楽しみにしながら、水やりを積極的にしていましたよ♪
日に日に、ピーマンの茎が伸び、大きくなる様子や、白い花が咲く様子、ピーマンの実が少しずつ大きくなる様子を見ながら、ピーマンの生長をとても喜んでいました。
なかには「ピーマンは緑色なのに、お花はどうして緑色じゃなくて白色なの?」と不思議を発見するお友達もいました。
「他のお野菜はどうかな?」「同じ色のお花が咲くのかな?」と話ながら、一緒に図鑑を調べました。「きゅうりもトマトもイチゴも違うね。なすは同じだね。」といろいろ話しながら図鑑を見ました。食育以外の学びにもつながっていますね。
ピーマンが食べごろのサイズになり、いよいよ収穫の日。
保育者が、収穫する様子をじっと眺め、切ったピーマンを見せると「わぁ~~!」と収穫を喜ぶ歓声と共に、拍手をする子どもたちでした☆
「このピーマンどうするの?」
「給食の先生が明日のチャンポン麺に入れてくれるんだよ!」
「ピーマン食べられるかな?」
「食べる~!!」
と、次の日の給食を楽しみにする子どもたちでした♪
次の日の給食の時間…
ちゃんぽん麺のピーマンを見て、「みんなが育てたピーマンが入ってるね!」というと、普段食べない子どもたちも自ら口に運び食べる姿や食べてみようとする姿がありました。
さくら組もばら組の先生も食育パワーにビックリでした!!
野菜が育つ過程を見ることは、大事な食育活動のひとつですね。
「自分たちで育てた!」という実感が得られたように思います。
今月は他にも、旬のかぼちゃの種取りや、枝付き枝豆の枝豆取り、スイカ1玉を見せていただく食育を予定しており、楽しみながらいろいろな食べ物に興味・関心が持てるようしていきたいと思っています。
食育を通して、色々な野菜に興味・関心が持てると嬉しいですね♡