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2022.01.31

子どもたちのために今できることを

大変な情勢の中ですが、私達のモットー「すべては子どもたちのために」を念頭に置いて、
形を変えてどうすれば行事が行えるかをみんなで考え、保護者の方にもご協力をして頂きながら
発表会を行っていきました。

館内に入る際の健康チェック、しっかりと各家庭ごとの距離を空けて、換気消毒を行い、
普段の遊びから1クラスを2グループに分けて少人数で表現あそびなどをし、
発表会当日も1クラスを2部制にして感染対策に取り組みました。

まずは1歳児クラスすみれ組です。
入園当初は泣き声が鳴り響いていましたが、今ではすっかり園に馴染み
自我も出てきて、自分の思いを片言でも言葉にしながら個性豊かに日々を過ごしている子ども達。
着脱やお片付けなどにも積極的に取り組み、自分のマークがついた靴箱やかごなどに
靴や靴下・帽子を直すことができます。
さて発表会当日、いつもならにこやかにお部屋に入って来るのですが、入場すると何だかいつもと違う・・・
ためらいながら入場した子どもたちですが、マークのついた長椅子に座ることができました。
担任が優しく声をかけ、いつもしている手遊びなどをしていくとこわばっていた表情が和らいでいくのがわかりました。

《ちいさなにわ》
♪ちいさなにわをよくたがやして ちいさなたねをまきました
 ぐんぐんのびてはるになって ちいさなはながさきました 「ぽっ」♪


ずっと眉間にしわをよせていた子どもが「ぽっ」っと花に見立てた担任の両手が開くのを見て
にこっと笑う様子が見られました。
保育者はその様子を見て心の中でわらってくれてよかった!!と嬉しくなります。

手遊びやわらべうたで少しずつ子どもたちの緊張もほぐれてくると、大きなかぶを題材にして創作劇を行っていきました。

畑にじょうろで水やりの真似をする場面があり、いつも早くじょうろを持って水やりをしたくて仕方がない子どもたちで長く水やりの様子を真似るのですが、発表会当日は見られている事が恥ずかしいのか素早く水やりを終わらせていました。

  • そして、なが~いつるの登場です。
    うんとこしょっ どっこいしょ うんとこしょっ どっこいしょ

    おじいさんがおばあさんをよんで・・・おばあさんはまごをよんで・・・
    と一人ずつ呼びたいところですが、早くつるを引っ張りたくて 呼ぶ前にどんどんつるを持ちに来てくれる
    子どもたちです。
    うんとこしょっ どっこいしょ うんとこしょっ どっこいしょ~
    抜けたー 大きなかぶが抜けると 大興奮の子どもたちでした。
    とても可愛い創作劇大きなかぶの様子を見せてくれた1歳児でした。

  • 続いて0歳児もも組です。
    0歳児の子どもたちは歩行も安定し、ずいぶん言葉数が増えてきてなんとか自分の思いを伝えるために、
    話しをしようとする姿がなんともかわいくて仕方がありません。
    園生活にもすっかり慣れて、大きいクラスのお友達と過ごす時間でものびのびとたくましく過ごし、
    物の取り合いが始まったりすると、なんと大きい子どもが負けてしまうような場面もあるほどです。

    0歳児の子ども達は絵本が大好き。
    絵本を読み始めると寄ってきて聞き入り、1冊終わるとまた次も読んで!!と
    読みたい本を指差してしぐさで伝えたり、「もういっかい?」と人差し指をたてて聞いてみると
    真似て人差し指をたて「うんうん」とうなずく姿がとても愛らしく、そんなやりとりをしている間に
    何冊も本を読んでしまっている場面が多々あります。

  • 発表会当日は 大好きな絵本の中の一つ きんぎょがにげた の絵本を読み
    金魚鉢から逃げた きんぎょをみんなで探しました
    あらかじめ はっておいたきんぎょを見つけると あった!!と指差し
    とてもうれしそうに教えてくれる子どもたち

    当日は少しいつもと違う雰囲気にとまどっている姿もありましたが
    手遊びや音楽に合わせた踊りも楽しみました。

  • 2歳児さくら組
    さくら組は言葉を伝える事が1歳児よりもさらに上手になり、
    まだお友達だけで遊ぶことは難しい面もありますが、同じ事を一緒に取り組む中で
    楽しさを感じたりお友達を意識したりするようになっています。
    一緒に遊びを共有するために普段から保育者が間に入って
    いろいろなわらべうたや音楽に合わせたリズムあそびなどを楽しんでいる中で、
    「これがしたい!!」と話す子どもたちの声を大切にしながら日々過ごしいます。

    そんな様子をみてもらうために発表会では、「七ひきのこやぎ」を題材にして創作劇を楽しみました。
    保育者と一緒に掛け合いをしながらおおかみとこやぎの役を楽しんだり、
    わらべうたなどをして遊んで過ごす様子は、なんともほっこりとしており
    普段の2歳児の保育の様子を見てもらう事ができたなと思います。

  • リズム遊びを一番はじめに遊びの中で伝えていく時には、
    「り・ん・ご」「♩・♩・♩」「ば・な・な」「♩・♩・♩」 
    などことばに合わせて手拍子をすることから始めて、
    曲に合わせて手拍子ができるようになっていきました。

    《北風のチャチャチャ》
    ♪きたかぜ チャチャチャ ふいても チャチャチャ ぼくらは チャチャチャ げんきだ チャチャチャ
     いじわるなんかしないよ チャチャチャ みんなでなかよくげんきに チャチャチャ
     
    チャチャチャの所で「♩・♩・♩」とたたく

    みんなで合わせたり、曲に合わせてリズム打ちをする事は簡単ではありませんが
    時間をかけて楽しんで進めていく中でできるようになった子ども達です。
    それと同時に楽器を大切に扱う事も身につき発表する事ができました。


  • お休みをする子どもも多くなりましたが、今よりももっと成長した子どもたちの姿をまた見ていただけるように
    【今、子ども達にできる事を】日々大切に行っていき、来年度へと繋げていきたいと思います。

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