2020.01.23
離乳食用食器・子ども食器
子どもの“食”の悩みは尽きず、成長と共に変化します。私たちも日々悩み、よりよい環境を子どもたちに提供できるように努めています。環境を少し変えるだけで解決することもよくあります。
そこで今回は『まーぶるこども園食事〜食器編〜』をご紹介できればと思います。
盛り付ける器の素材によっておいしさも違って感じられます。不思議なことですが、やはり無関係ではなく“食べたい”と思うことはとても大切なことです。
ピクニックに行く時はかわいい絵柄がたくさんある紙皿は子どもたちもわくわくし、後片付けも簡単でとても便利です。
またパーティーなどの時はお友達とお話をしながら食べるのでついこぼしてしまっても割れないプラスチック製や樹脂製のものがあると安心して楽しく参加できます!
そして毎日の食事。
どのような食器がおいしく感じれるのか?
私たちが辿り着いたのは陶器の食器でした。
園で使用しているものは、ユニバーサルプレートという陶器の食器です。
はじめてスプーンを使う年齢だからこそ食べ物が“すくいやすい”ことを重要視しました。食器の淵が湾曲になっていることで食べ物がスプーンから落ちにくく、小さな子どもでも自分ですくって食べることができます。
また大人も片手ですくえるので離乳食の時期にも重宝します。
子どものために栄養を考えて作った料理。
でもたまたま手が当たって食器がひっくり返り床に落ちてしまう…
“こぼす”ことによってお互いの気持ちがすれ違うこともよくあります。
ある程度重さがある陶器の食器は反動でひっくり返るということはほとんどなく、また子どもも丁寧に大切に扱ってくれます。
そういった“感覚”は手で触れてみて重みを感じることで育つ力かもしれません。
コップは硝子のコップを使用しています。小さな子どもはまだ自分でお茶や牛乳を注げないので、口に入れるまで何を飲んでいるのか?がわかりません。硝子のコップは透明なので中身がよく見え、何が入っているか一目瞭然。また大人も子どもが飲んだ量を把握しやすいことが利点です。ただマグマグやストローと違いこぼしてしまうこともあります。最初は(初期食の頃〜)大人が一緒に手を添えてあげることで少しずつ上手に飲めるようになります。毎日の積み重ねが力加減を学び食事だけでなく積木あそびなど多種多様な場面でも活かされていきます。
・食べ物をよくこぼしてしまう
・抱っこしながら食べさせにくいなど…
このような姿があれば是非試してみてください!