2020.06.15
じゃがいも掘りを楽しむ秘訣とは?
雨の降る日が続いていますが、傘をさすのが楽しい子、長靴を履くのが楽しい子、レインコートを着るのが楽しい子…雨の日の中にも、子どもたちにとっては楽しい要素や発見がたくさんあるようです。
さて今年度はじめての行事、じゃがいも掘りがありました。
子どもたちに思いっきり楽しんでもらえるように、職員で話し合い様々なトキメキポイントを準備しました♪
まずは、じゃがいもを知ろう!をテーマに取り組みました。
図書館へ行きじゃがいもの図鑑を用意しました。さりげなくお部屋の絵本棚に置いておくと、これは何かな?と気づいた子どもが読んでいました。
でも少し内容が難しく、あまり興味を持ってくれませんでした。
もっとなにかいい方法はないかなー?と悩み、それなら…子どもたちがわかりやすいような言葉や写真で伝えよう!と大きな模造紙にじゃがいもについて書き出しました!
すると子どもたちは、興味津々でひとつひとつの写真をよく見て、こんなふうになっているんだね。などと友達と会話する姿がありました。
もうすぐじゃがいも掘りに行くから、スコップや長靴忘れないようにね〜!と伝えると子どもたちはなにを持っていくのか何度も確認していました。きっと保護者の方にも、これとこれがいるからね!と自分の言葉で伝えれたお友達もいると思います!子どもたちがイキイキしながら話す姿は、本当に素敵でほほえましく思います。
さて、いよいよじゃがいも掘りです。汚れてもいいようにお着替えも済ませ(いつも以上に着替えるのが早かったです!!)準備万端です!
そしてお迎えに来てくれたのはなんと!!!
トーマスバスです♪
子どもたちは大喜びで、“すごーい!”と大興奮です⭐︎
畑に着くと、一面じゃがいもの美しい緑の葉がありました。
スコップを持って、先生に掘り方を教えてもらい丁寧に掘っていきます。
スポーンッ!!と美味しそうなじゃがいもがゴロゴロと出てきます!どんどん掘り起こしていくと、沢山出てきて、子どもたちは大忙しです!
「せんせい〜見て〜!!」
と大きな声が聞こえてきました!
「どうしたの?」
とかけよると、そこには見たことがない大きなじゃがいもでした。子どもと顔を見合わせ、
“おっきいねー!”
と思わず笑ってしまう程の驚きでした!
コンテナに山盛りのじゃがいもを収穫し、まーぶるこども園に戻ります。
これで終わりではありません!!!
“とことん楽しむ!”それがテーマです。
収穫したじゃがいもを、男爵・メークイン・レッドアンデスの品種ごとに並べ、
『じゃがいもマーケット』を開催します♪
袋を持って、お土産用のじゃがいもを自分で選んで持って帰ります。
おおきなじゃがいもを選ぶ子どもや、鮮やかな紫色のじゃがいもを選ぶ子ども、みんなおうちの人が喜ぶ顔を思い浮かべて真剣に選んでいました。
次の日子どもたちにお家でじゃがいも食べた?と聞くと、フライドポテトにして食べたことやカレーにしたよー!と嬉しそうにみんな教えてくれました。
じゃがいもを掘って食べて大満足!
…だけではありません。
まだまだ楽しいことは続きます。
収穫したじゃがいもは大きいものからかわいいサイズのものまで沢山ありました。そこで天秤を用意し、みんなで重さ比べをしてみました。重たい方がどんどん下がっていき、すごーい!と嬉しそうで色々なものの重さを測ってみました!
そして半分に切って、じゃがいもの断面を見てみました。触ってみると不思議な感触で、とても楽しそうでした!また絵の具を用意しみんなでじゃがいもスタンプをしました。
そしてお部屋には、一人ひとりが心に残った思い出を描いた絵やじゃがいも制作の作品が飾られています。