2020.05.08
おうちじかん・1歳児
新緑の青葉にすがすがしさを感じる時期になりました。
子どもたちも新しい発見を見つけ楽しんでいます。
“おうちじかん”いかがお過ごしでしょうか?
少しでも皆さまのお役に立てればと日々ブログの記事を更新しております。是非活用していただけると有り難いです。
今回は“おうちじかん・1歳児”です。
歩行も少しずつ上手になり、行動範囲がぐんと広がる時期です。おうちの中にあるものすべてが魅力的に見え、これは何かな?と引き出しの中の物を出してみたり、カーテンや小さな箱の中に入って隠れてみたり、あそびから学び大きく成長をしています。
まずはじめにご紹介する遊びは、“布遊び”です。ハンカチやバスタオルなど、おうちにあるもので楽しむことができます。まーぶるこども園ではシフォン布をよく使用しています。その理由として、透けて向こう側が見えることで子どもの表情がよく見え、子どもも保育者の姿が見え、安心して怖がらず楽しんでくれます。
また薄くて柔らかいので丸めたり小さく畳むことができ遊びの幅も広がります。成長に合わせて遊びを変えることができ、年齢を問わず長く楽しめます。
(100均等で売られているカーテンでも代用可能です。)
シフォン布を使って大人の顔を隠して“いないないばぁ”とすると…
最初は、あれ?と不思議な表情の子どもたちも多いですが、少しずつ楽しさに気付いて、もう一回!と言ってくれる子どももいます。
次は子どもたちに被せると…
シフォン布から見える景色や布の感触が楽しくてかわいい笑い声がお部屋に響き渡りました♪
またわらべうたを歌いながら行うと楽しさも2倍です!
次にご紹介するのは、ピクニックごっこです!お弁当を入れるランチバックやリュックを用意します。中身は子どもたち次第♪美味しそうなお弁当が入っていたり、電車が入っていたり、いっぱい詰め込む姿がとってもかわいいです。きっとカバンの中のものはその子にとって1番お気に入りのおもちゃだと思います♪
この遊びをおすすめする理由は…
『楽しみながら体幹を鍛えることができる』
ということです。
リュックを背負うことで自然と体がバランスを取ろうとします。体幹を鍛えると姿勢もよくなります。
またこの時期から徐々に鍛えていくことがとても重要です。
近年ランドセルが重たくて、肩こりや腰痛で悩む子どもや転んだときに手がうまくつけず大ケガをしてしまう子どもが増えてきたようです。
ランドセルの中身を軽くしてあげることや、ケガをしないように抱っこをすることよりも、重たくても持てる丈夫な体、こけてもすぐに立ち上がれる力を徐々に身につけていくことが大切だと思います。
登園降園時は必ず自分でカバンを持つ!
階段は自分で登る!
些細なことですが、意識して取り入れていくこと、
そして“できた”ことを共に喜ぶことが、
将来の子どもの生きる力になると思います。