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2022.07.07

今日はたなばたさま!!織姫様と彦星様は天の川を渡り会えますね。今夜は夜空を見上げてみましょう。

 7月7日とは「七夕」の日で、天の川をへだてた夫婦の織姫と彦星が、年に一度だけ会う事の出来る日。七夕というと短冊に願い事を書いて笹竹に飾るという習慣があります。
七夕の短冊の五色に込められた意味と由来があります。

 ♪ごしきの たんざく わたしが かいた♪と歌われている五色の短冊には5つの色があります。青、赤、黄、白、黒のことで、中国の陰陽五行説という考え方に由来しています。
 陰陽五行説とは、自然界のすべてのものを木、火、土、金、水の5つにあてはめて説明することができるという考え方です。
 そして、陰陽五行説によればこの5つの色にも意味があり、青(緑)は木、赤は火、黄は土、白は金、黒(紫)は水をあらわしているといいます。

日本では、好まれない黒の代わりに高貴な色とされる紫へ。また、昔は緑を「あお」と呼んでいたことから緑へ変化したそうです。

現代では、各々のお家で様々な色の短冊が飾られていて賑やかな笹飾りになって楽しさも増しますね。

 こども園でも大きな笹飾りが飾られています。今日は爽やかな風がテラスを吹き抜け願い事が”ひらひら”と待っています。

木・・・人間力を高める徳を積む
火・・・祖先や親に感謝する気持ち
土・・・人を信じ大切に思う気持ち
金・・・義務や決まりを守る気持ち
水・・・学業の向上を願う気持ち

どんな願い事を書いてすごしますか?昨日、自分の願い事を書いて笹に飾ってから手を合わせている子どもがいてました。どうか子ども達のお願い事が叶いますように・・・。

   素敵なたなばたまつりにしてください。

  •  たなばたさま   

    むかし、天の川のにしに 天のかみさまが すんでいました。天のかみさまには、 おりひめという ひとりむすめが いました。
    おりひめは はたを おって、かみさまたちのきものを つくるしごとを しています。
    おりひめは まいにち まいにち、あさから ばんまで はたを おっています。かみさまは おりひめに いいました。

     「おりひめ、たまには やすんでは どうかのう?」

     「いいえ、おとうさま。わたしは、はたを おっているのが たのしいのでございます」

    かみさまはかんがえました。(むすめは、まいにち まいにち はたを おっていて、ほんとうに しあわせなのだろうか?  そうだ、むこを さがしてやろう。 そうすれば、もっと  
    しあわせに なるだろう)

     かみさまは 天の川のひがしに、 ひこぼしという うしのせわを している わかものを みつけました。

     ひこぼしは とても まじめで はたらきものでしたので、かみさまは ひこぼしが とてもきにいりました。

    そして、かみさまは おりひめと ひこぼしを けっこんさせることに しました。

    ふたりは、とても なかのよい ふうふに なりました。

    ところが、けっこんしてからというもの、ふたりは まいにち あそんでばかり。ほしを ひろいあつめたり・・・・・
    てを つないで かけまわったり・・・。

    おりひめは、はたを おるのをぴたりと やめてしまいました。ひこぼしも、うしたちのことなど すっかり わすれているようでした。


    そんな二人の結末は・・・。天の川の西と東に別れて暮らすおりひめと、ひこぼしは1年に一度『七月七日』のよるだけあうのを許してもらいました。

    それがきょうの夜です。

    お家でもいもとようこさんの絵本を読んでみて下さい。

  • 子どもたちは職員による”たなばたさま”のお話しを楽しんでみることができました。乳児クラス、幼児クラスのお話しを少し変化させて年齢に合わせて吸収できるようにしました。

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