2021.08.11
Only oneの素敵なTシャツの紹介です!!
今年の『絞り染めTシャツ』です。
東山こども園では、5歳児がTシャツに絞り染めをしています。もう何年も続けて行っています。
絞り染めは、ご存知でしょうか?
絞り染めとは、Tシャツなど布を縛ったり、畳んだりする事で染液が染み込まないようにして模様にしていく技法です。摘まむ場所を変えたり、例えばビー玉やベットボトルの蓋を使用する事で様々な模様を作る事ができるので、様々な模様ができるという楽しみがあります。
毎年、色々な方法で絞り染めを行います。今年は、輪ゴムを使いました。Tシャツを畳んでおったり丸めたりして輪ゴムでとめました。
色は、オーシャンブルーとオレンジにしました。その年によって色は違います。
自然なものを使って行った年もあります。例えば『玉ねぎの皮』を子ども達が持って来て、皮をたきだして染めました。自然な色が出て素敵でした。
その年によって色々ですが・・・東山こども園では、絞り染めのTシャツを作ることが恒例になっています。
一人ひとりが自分のできあがったTシャツを、イメージしながら畳んだりおったり丸めたりしながら作っている姿は、真剣そのものです。一人ひとり、力の入れ方や輪ゴムのとめ方などで同じようにしていても出来上がりが違うので、出る模様も違います。Only oneの素敵な模様のTシャツが出来上がります。
この素敵なTシャツは、毎年、園外キャンプの時と運動会の組立て体操の時に着ます。
園外キャンプは、大阪府立少年自然の家に行くのですが、そこの職員の方に「きれいな色のTシャツが自然の家の中でよく目立っていたよ!素敵なTシャツですね!」と、声をかけてくれます。子ども達も言われると嬉しくて「作ったよ!」と、自慢げです。褒められると嬉しいですよね。
そして、こども園での最後の運動会の組立て体操に着ています。
みんなで、力を合わせて頑張っている子ども達の姿にふさわしく素敵な模様がまぶしいです!!
色々な思いの詰まった素敵なTシャツを5歳児になったら作れると楽しみにしている東山こども園の子ども達です。
今年の絞り染めの様子を紹介します。
輪ゴムで絞ったTシャツを塩水につけます。
塩水につけたTシャツを手で絞って、Tシャツに液をかけていきます。
(子ども達がどんな模様にしょうかな?と真剣です!!)
液をかけたTシャツをビニール袋に入れて1日おきます。
1日おいたらビニール袋からTシャツを取り出して、輪ゴムをとって水道水で色がなくなるまで丁寧に濯ぎます。
この輪ゴムを外した瞬間の子ども達の満面の笑みが、なんともいいようのない笑顔です。
「わぁ~すごい!!」と模様を見て嬉しそうです。
友だちと見せ合って・・・子ども達は、楽しくて嬉しくてたまらない様子です。
水で濯ぎ終わったら、Tシャツをよく絞ってハンガーにかけて乾かします。
一人ひとり、個性的な模様のTシャツがたくさんです。
今年も素敵なTシャツが出来上がりました。